ラーダー ドール(S)#3
ゴーピ達の信仰心は性質の高いものでした。彼女らはなんの見返りも期待せずに信仰を捧げていました。
そのゴーピ達の中でも、ラーダーは傑出した存在でした。
クリシュナは彼女の利己的な不純物を取り除きました。そうして、彼女の愛はまるで純金のように磨かれたのです。
クリシュナとの物理的な別離という試練に耐えなければなりませんでした。彼女がこれに耐えられたのは、クリシュナと霊的にひとつだったからにほかなりません。
時間と空間は彼らの関係性の完全さを変えることはできませんでした。
彼女は繊細でヨギのような子供らしさを持っていました。彼女の心は、まったく外の世界に惹きつけられることはなく、主のみに酔いしれていました。
ある時、クリシュナの妻ルクミニが熱いミルクを彼女に持ってきて、熱いから気をつけて飲むように言いました。
しかし、彼女はそれがどれほど熱いかに気づきもせず、一気に飲み干してしまいました。
その後、ルクミニがクリシュナの部屋に行くと、クリシュナは自分の喉をさすっていました。
「主よ、どうしたのですか?喉になにか起きたのですか?」彼女は尋ねました。
「君がラーダーにやった熱いミルクが私の喉を焼いたんだよ。けれどミルクが彼女を害することはなかった。彼女は離れた私に没頭していた、それ故に彼女は永遠に守られる。しかし、彼女のハートの内にいる私は彼女の痛みを感じるんだ。」クリシュナはそう答えました。
ラーダーは神聖な愛に永遠に浸る魂の化身です。風にさらされない場所で燃えるランプのように、彼女の愛の炎は主の為だけに燃え続けます。ラーサリーラ(クリシュナとゴーピ達の踊り)の物語のなかで、不可分の実現という至福を一度体験すると、もうその人は世俗的な楽しみや喜びを求めることはなくなります。まるでヨギが感覚の楽しみや享楽を求めることがないように。
至福の海に浸る者には、この世の楽しみはまるで単なる子供の遊び道具のようになるのです。
あなたの奥深くにある子供のような純真さは神です ー アンマ
アンマドールに親しみ、触れ合うことは、私たちの内側の子供のような性質につながるのに役立ちます。
ラーダーに焦点を当てることは、私たち自身の中で同じ神聖な資質と美徳を目覚めさせるのに役立ちます。
私たちのドールはすべて愛と祈りをこめて手作りされています。
*すべてのドールは手作りのため、写真で見るものと実物には多少の違いがあります。写真はイメージとしてご覧下さい。
在庫数:1つ
原産地:インド/手工芸品
※こちらに表示されているのが実際にお送りする人形の写真です。
高さ: 約17センチ